デザイナー羊男の毎日

日常の「気づき」のおはなし。ごゆっくりどうぞ。

クルマの思い出

家の近所にちょっと面白いクルマやさん(たぶん中古車販売)がありまして。

いつも私好みのクルマが数台置いてあるのです。

昔、私が乗っていたスプリンターAE86、往年の名車いす117クーペ、あまり見たことのないBMWの最近のモデルだとか、新旧とりまぜて私を喜ばせています(そのつもりはないのですがね)。ポルシェやマセラティフェラーリなんかも時々は顔を見せますので防犯の為か近年、丈夫なゲートを設けていました。

でも、私のツボはやっぱり旧車かなあ。今のクルマもかっこいいけれど、昔のクルマってなんか「作ってる人の夢」が感じられるのですね。

で、ここ数週間置いてあって気になってるのがこちらなんです。

これ、おわかりになりますかね?

スカイライン・ジャパンという愛称で親しまれていた国産車(日産)です。

昔、私の父が買って家族で乗っていた思い出のクルマなのです。前にも書きましたが、私の郷里の愛知県はトヨタ自動車のおひざ元。トヨタ系列の会社に勤める親父が日産車を買うのはかなり勇気のいることなのです。

hitsuji360.hatenablog.com

それも当時としてはけっこう贅沢な部類の車種ですし、あのまじめな親父がよく買ったなあと今さらながら思い出します。

 

せっかくなので横と後ろからのアングルも載せますね。

ああ、当時も思ったけどけ「やんちゃ」なクルマですね。

親父が毎週日曜にうれしそうにクルマを洗っていた記憶がよみがえる。

「このグッと前傾になっているのがスポーツカーっぽくていいんだよ」と小学生の私に話していた父はまだ30代だったんだなあ。

親父もスカイラインも「やんちゃ」だったんだと感慨深いです。

 

クルマの想いでといえば、このスカイラインを買う以前にクラウンクーペを親戚から借りてきて家族で近所をドライブしたこともありました。

まだエアコンの付いたクルマが珍しい頃で、みんなで「涼しいねえ」と言い合っていたのですが、子供のわたしが慣れないエアコンにくしゃみ一発。家族で大笑いしたのもいい思い出です。