デザイナー羊男の毎日

日常の「気づき」のおはなし。ごゆっくりどうぞ。

タイパ

タイムパフォーマンスだってさ。ふーん、ま、けっこうなことで。

コスパもなんだか貧乏くさいと思ったけど、それ以上だな。時間の貧乏性というと言い過ぎ?

でもそうだよね。じっくり取り組めば何かを得られるかもしれないのに、ちょっとかじって面白くなければボイですか。

音楽だって、アルバムなんか聴いていられない。「売れ線のシングルのサビだけ頂戴。あ、ギターソロ抜きでね」てなもんや。

いやちょっと待て。君が今聴いているのはなんだ?音楽だろう?音を楽しまなくちゃ。

損とか得意とか、貧乏臭くてイヤだわ、ホント。

前にも書いたけど、私がもっとも苦手としているのが「忙しそうな人」。忙しくしてることが「できる人」という大いなる誤解。まあ、ビジネスの世界では「仕事は忙しい奴に頼め」と言われるしね。そういう業界もありますよ。でもそうじゃない職種もある。例えばイラストレーター。しっかり時間を取ってイラストと向き合う。そうでなきゃ価値のあるイラストなんか描けません。陶芸家なんかもそうなんだろうな。すごいな。尊敬するよ。

大きなプロジェクトの打ち合わせの席にイラストレーターさんがいると、なんだか神々しく見えるのはそういう理由なんだな。

 

タイムパフォーマンスで得た時間はどこに使うのかな?意地悪に聞いてみたくなるんだよねー。