デザイナー羊男の毎日

日常の「気づき」のおはなし。ごゆっくりどうぞ。

あおり運転は甘えている

今、ある損害保険の会社さまのパンフレットを作っています。

まだリリースしていないのでお見せできませんが、このパンフレット、幼稚園や保育園の事業者(経営者)に向けた、損害保険をPRするものなんです。

 

情報漏えいに関する保険

ひとつは、情報漏えいに関するもの。園で撮った写真や園児のアレルギーとかの情報、守秘義務のある個人情報が漏れてしまったときの損害保険ですね。

SNSなんかで拡散するスピードは上がっていますから、保育士の方々の責任も重大になっています。電車の中とかで話したり、家で不用意に仕事しないように気を付けたいものです。保険もそうですが事前の対策が大事です。

 

園バスに関わる損害保険

もう一つは、園バスを使っている幼稚園・保育園に対応した保険。

保険会社がドライブレコーダーを支給する、事前対策を含めた保険商品です。

運転中の事故だけでなく、園児を乗り降りさせている時の事故にも対応しているのが特徴ですね。

お見送りやお迎えの時は保護者にも責任があるのが普通ですが、「その時保護者は何をしていたか?」がポイントになります。もしお母さん同士でおしゃべりしていたら…。そんな状況をドライブレコーダー(通称ドラレコ)で撮っておくというものです。

あとは、走行時にスピードの出しすぎをアラートしたり、万一の事故時には衝撃を感知して保険会社と通信できる機能もあります。

あおり運転以外にもドラレコの使い道っていろいろあるのですね。

 

あおり運転について

で、本題の「あおり運転」について。私もクルマを運転しますので、運転中にちょっと考えていたのです。「あおり運転」って甘えているなあって。

幸運なことに私がよく使う道ではあまり見かけませんが、「ん?ちょっと乱暴だな」とか「詰めてきているな」とかはままあります。そういうクルマってちょっと無理目な右折や車線変更をしたり、ウインカーを出さずに曲がったりと、我が物顔で道を使っているワケですね。「どうだい。運転うまいだろ」とでもいいたげに。

実はそれって他のクルマたちが普通の速度できちんと走っているから実現できることなんです。みんなが乱暴な運転していたら、日本の道路は成り立たなくなります。

そう考えると、なんだかすごく世間に甘えているなあって。

「かっこわるいぞ、あおり運転」とあらためて思ったというお話でした。