デザイナー羊男の毎日

日常の「気づき」のおはなし。ごゆっくりどうぞ。

福山雅治が苦手です。 ~私は一般の感覚とずれている?Vol.2~

昨日ちょっと書いてしまったので、今日は福山雅治

「アンタ、福山がイケメンだからひがんでるんでしょッ」って声が聞こえてきそうです。「ああ、そうさ。ひがんでるさ。おいらもイケメンに生まれたかったなあ。」

でもそう単純な話でもないんですよね。

 

単に好みの問題?

はっきり申しまして、イケメンはあんまり関係ないのです。むしろ、これからのエンターテインメントはルックスも大事だと思ってるくらいで。

昔のフォークシンガーみたいな小汚い格好で、さえないルックスの人よりは全然いいじゃないですか。ただ「かっこいいか」と聞かれると「うーん」とうなってしまう。

自分が偏屈なせいもありますが、たぶん好みの問題ですね。どちらかといえば、内側から輝く「いぶし銀」みたいな人が好きなのかもしれません。奥田民生とかね。

そういう意味では、なんだか深みが感じられないような気がするんです、福山雅治

イケメン俳優とか、ラジオのパーソナリティとして人気だとか、写真やコレクターの趣味人とかいろんな側面がありますが…。

 

はたしてこれは音楽なのだろうか?

でも、ここで本当にしたいのはルックスはなく本業である「音楽」の話です。

今「音楽」と書きましたが、この記事のカテゴリーを「音楽」にすることにためらいがありました。

私、世間の「福山の歌、いいよね」という言葉を冗談だと思っていたのです。

「イケメンな福山さんだから、もちろん歌も最高っす。よいしょッ」というような文脈で語られているのかと。でもどうやら世間は本気らしい。

「なにがそんなに気に入らないの?」と聞かれそうですね。そう。そこをこれから解明していきます。自分のモヤモヤした部分をね。

 

やっぱり、声かなあ

私、クルマではよくラジオを聴いているんです。ありがたいことに東京FMでは、なぜか福山雅治の歌がかかることはありません。唯一、「福山雅治の福のラジオ」というコーナーでパーソナリティのご本人がかけるくらいです。この時間帯はだいたいCDを聴いていますが、前にたまたま聞いていたトークで妙に納得がいったことを思い出しました。

「声を維持するためにノドを大事にしている。あまり声を張り上げたりしないのは歌手生命を守るためだ」というものです。意図はわかるのですが、その「保険かけてる」感じが歌に出ていると思うのです。言い方はアレですが、なんか「うまい人が歌ってるカラオケ」を聞かされているような感じがするのはそのせいなのかと。

あと、適正としてボーカルに向いていない人っていると思うのです。楽器の才能はすごいんだけど「声にドラマがない」というか。布袋寅泰とか伊藤銀次もそうかな。

やっぱりボーカルって音楽の要(かなめ)なんですね。

 

ちょっと辛口になってしまいましたが

書いていくうちに、いろんなことがクリアになってきました。

まあ、アルバムを聴いたこともないし映画やドラマも見ていないので偉そうなことは言えません。「いやなら聴かなければいい」というのももちろんわかりますが、テレビで流れる「サラダサラダサーラダ~♪」が聞こえてくると「キーッ」と耳をふさぎたくなります。困ったもんだ。

 

では。

 

よかったらあわせてどうぞ。

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