デザイナー羊男の毎日

日常の「気づき」のおはなし。ごゆっくりどうぞ。

ファッションは少しずつ機能重視に

通勤で東京駅を利用しています。いつものように京葉線ホームから東海道線に向かう途中、早朝でも人の流れに飲み込まれます。「あれ?」と思うのはファッションの変化ですね。

 

スーツが減っている

これは前に新宿の街の時にも書きましたが、早朝の東京駅は出張組もいるはず。もう出張さえもカジュアルダウンなのかな。さらに見れば、少ないスーツの人も足下はスニーカーだったりします。そう、カジュアル化は靴→パンツ→シャツ→ジャケットの順で「下から」進んでいくのですね。まさにその変化の過程を私は見ているのかもしれません。

 

アパレル不遇の時代?

「紳士服」という古めかしいジャンルがあります。ちょっとオジさんっぽいけれど、10代の頃はスーツにネクタイって「憧れ」でもあったなあって。仕事柄あまり着ることはないけど、プレゼンや大事な会議ではよく着ていました。

昨日の常識は、今日はなかったことに。そんな現実を目の当たりにすると何を信じていいのやら。でも、ある意味ダイナミックでおもしろい時代かもしれませんね。

アパレル不遇とも言われるけど、チャンスだつてあるんじゃないかな。

 

機能と環境性能

もともとファッションって機能性のモノだったと思うのです。ネクタイにもスーツの襟にも、ボタンにも意味がある。ここで詳しくは書きませんが。

その機能性が今は環境性能にふれてるような気がするのです。暑さ対策や素材のサスティナビリティ。デザインはそれに合わせる形で変化している途中ではないかと推察しているんです。朝の通勤でね、