バンフーという印刷会社主催のデザインコンペに出品しました。
ちなみにバンフーは、最近テレビCMでよく見かけるプリントパックやラクスルと似た業態のネット印刷通販会社です。かなり古株ですが、学生向けのコンテストをやったり、トランプやマスクなんかの印刷を請け負ったり、街中におしゃれな店舗を構えてグッズを並べてみたりとなかなか意欲的な会社なんです。
で、その会社が一般向けにトートバッグのコンテストをやるというので参加してみました。
テーマは「出かけたくなるトートバッグ」
一応コンセプトがありまして。
気分が上がる「お出かけ」といえば遠足。遠足と言えば、バナナ。このトートを持って歩けば、中に入っているバナナも一緒に歩き出すよ。というものです。
これは、残念ながら入選しませんでした。審査員の方の選出要件と違っていたのかな?
まあ、こういうのは好みが大きいと思います。オープンコンペの難しさでもあり、おもしろさでもありますね。でも、好きなことができたので悔いなしです。
入選作はこちら。
グッズのデザイン、大好きです
今回のコンテスト出品は「腕試し」的な部分もありますが、単純に「やってみたいな」と思ったから。グラフィックデザインって基本平面(ポスターやパンフレットなど)なので、モノになるというだけでちょっと気分が上がるのです。手にもって歩いている人(自分)を想像するだけで楽しい。
このバナナも、トートだけじゃなくポロシャツのワンポイントや缶バッジに展開するアイデアまで考えていました。頼まれてもいないのにね。
ただ、洋服やバッグのデザインを考えるなら「身に着けて街を歩けるか」は意識しなくちゃとは思っているのです。このバナナに顔がないのも、「かわいくなりすぎない」配慮からです。
ストリートファッションの起源
一時期爆発的に流行っていたSupremeやBathing Apeとかも、デザイナーの「やりたいこと」が先にあって、それをTシャツなんかに手刷りしたのが最初だと思います。
ブランドを先にこしらえて、アパレルにそれを落とし込む手法は当時画期的でした。
今ではTシャツ1枚ウン万円とかになっていますが、その不条理も含めてのブランド価値なんでしょうね。酔狂なマニアには「Tシャツなのに高級」ということがたまらないのです。きっと。
さいごに
仕事でもこういう感覚は生かせるように、常に頭の体操はしなくちゃ。
街を歩いても、いつもきょろきょろしています。落ち着きのないオジサンですね。
他にもスノーボードのデザインコンテストにも参加しているので、またいつか載せてみようかなと思っています。
では。
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