今、東京駅です。
東海道線のホームからは、東北新幹線がよく見えます。これは「こまち」じゃなくて「はやぶさ」かな?詳しくは鉄道オタクのみなさまに預けるとして、気になったのはこの色なんです。
ちなみに今朝6時半なのですが、文字通り「目の覚めるような」眩しいピンク。
この色ってあまり自然界では見ない色なんですよね。
「ピンクのお花があるじゃない?」
いえいえ、このマゼンタ100%はどこのお花畑で探してもないかと。
だからこそ、私がデザインするときには「パッと目立たせたい場面」で使うようにしています。非現実感を演出するのにはいい色なんです。ちょっと最近頻度が増えてきて、「いかんなあ」と思っていますが。
この色をなぜ東北新幹線に?
ついでにその上のブルーグリーンも自然界ではあまり見ないし。
東北新幹線には以前出張でよく乗っていました。本当に素晴らしい景色のなかを疾走するこの列車は、それだけでも特別なものです。田園風景、美しい森林、雪景色。
そこに溶け込むのもいいけれど、そのなかで異彩を放つ新幹線をデザイナーはイメージしたのじゃないかしら。ほら、新幹線はすごい速さで移動するものだから、一瞬の閃光のように現れて、またもとの雄大な自然に戻る。
そんなプレゼンテーションを勝手に想像していたのでした。