人生は選択の連続です。
数々の選択を重ねた結果が今の私であり、あなたなのです。そう思うとどんな小さな選択もおろそかにはできません。「あのとき、こちらを選んでいれば…」と悔やむこともありますが、どちらかしか選べないのもこれまた人生。時間を遡ることはできないので、常に「次の選択」に思いを巡らすしかないのです。
そうであれば、「自分は最適の選択をした」と思った方が精神衛生上よろしいし、次の選択もポジティブなものにできそうです。まあ、くよくよするのはいつも理屈で割り切れない部分なので、そんなにうまく気持ちはコントロールできませんが。
で、つぶあんORこしあん
ここまで大げさに始めておいて、「これかい!」という選択で恐縮です。
私は、全日本こしあん党を旗揚げしたいくらいの「こしあん好き」を名言していますが、実はあんこ自体が苦手でした。「食わず嫌い」ということば通り、子どもの頃の私は「あんこ嫌い」というイメージで食べることを拒否していたのです。たぶん、はじめて食べたクリームのおいしさのインパクトが感覚を狂わせたのでしょう。
ある日子供会というレクリエーションの場で出されたおやつがアンパンしかなく、困っていた私に友達が「おいしいと思って食べるとおいしくなるよ」と教えてくれました。これが、うそみたいにおいしかったのです。で、そこからあんこのおいしさに開眼しました。友人ありがとう。アンパンありがとう。
でも、「つぶあん」となると話は別です。あの小豆の皮がちょっと残った感じがどうしても許せないのです。「どうしてちゃんと漉さないのッ?」と言いたくなってしまう。
なんでも白黒はっきりしているのが好きな性格なんですね、私。
つぶあん党の人に「いや、この舌触りが面白いんだよ」と言われ、「おいしいと思って食べてみる」を試したこともありますが、やっぱこれはダメでした。
ちなみに妻は「どちらも好き」だそうです。これはこれで、なんかズルイと思ってしまいますねー。みなさんはどうですか?
せんべいを割ってから食べるか?そのままかじるか?
こういう選択もありますね。私は後者です。せんべいの製造工程の中でせっかくきれいな円のままキープしてきたものを食べる直前に割るなんて申し訳ないのです。きっと作った人は「ばりっ」とかみ砕いてほしいんじゃないかなという勝手なイメージなのですが。実際はどうなんですかね?せんべい製造の関係の方がみえたら聞いてみたいところです。
では。