デザイナー羊男の毎日

日常の「気づき」のおはなし。ごゆっくりどうぞ。

創作料理あるある

創作料理と銘打っているお店で、おいしいものを食べた記憶がありません。

食べたあとに「あ、これ創作っぽいな」というのなら美味しいお店はありますね。KIHACHIとか。

料理ってそんなに思いつきで「美味しいもの」はできないと思うのですよ。どんなものでもある程度の定着期間は要るし、新しくできた料理でいきなり「おいしい!」というのもなんかおかしいでしょう?そういう意味では料理にも社会性が必要だとどこかのブログで読みました。うん、確かにそうだな。

あと今までに何万通りという料理が作られてきたことを考えると、美味しいと言われる組み合わせはその歴史が証明しているともいえそうです。数年シェフをやった人が思いついたもので驚くほどおいしいものが何種類もあるはずないでしょう。

結局は「きちんと出汁をとったお吸い物」にかなうものなんて少ないと言えばわかりやすいかな。

ま、私の思いはそのくらいにして。

いかにも創作料理で使われそうなアイテムを羅列してみましょう。

 

金箔をかける

これホントに興ざめします。どんなイイお店でも金箔がかかっていたらすべての料理がごまかしに見えてきます。

 

ウニをはさむ(乗せる)

フォアグラという場合もあります。高級な食材どうしを合わせることで高級感を無理やり醸成するのはいかがなものか?だいたいマッチしていないし、別々で食べたほうがよいことが多いですね。

 

バーナーで焦がす

最近はスイーツでもあります。お寿司屋さんでバーナーが出てくるとなんか格が下がったような気がするのは私だけ?

 

パイで包む

本当に美味しいお店なら文句ないのですが、創作料理と銘打ってるお店だとパイ生地も出来合いのものだったりするので。

 

生卵乗せる

すごく多いパターンですが、工夫がないですよね。「結局いちばんおしいいのは卵なのかい」と突っ込みたくなります。

 

岩塩で食べさせる

これも最近増えてきたなあ。素材の味を活かしてということなんだろうけど。物珍しさだけなら普通に味付けしてくれたほうが有難いです。

 

他にもあんかけにするとかカレー味にするパターンもありますね。

まあ、なんにせよ自分から創作料理の店には積極的に行きたくはありません。