デザイナー羊男の毎日

日常の「気づき」のおはなし。ごゆっくりどうぞ。

シャブリ、大豆ミート、奥の細道、そして…

今日は結婚記念日です。あ、もう日付変わったから昨日ですね。

毎年ささやかながらおいしいものを食べたり、妻に何か買ってあげたり。娘がお祝いに御馳走してくれたこともありました。

シャブリ購入

今年はちょっと奮発して、フランス産の白ワイン「シャブリ」を購入しました。バブル経験者ならこの名前は記憶にあるかと思います。シャブリはフランス・ブルゴーニュ地方シャブリ地区で採れるシャルドネ種から作られる白ワインで、辛口ですっきりした飲み口が特徴です。そんな由来とは関係なく、私と妻にとっては「高くておいしいワイン」というバブル時代の情報そのままで、特別感を演出する格好のアイテムがシャブリなのです。

ちなみにシャブリにはランクがあり、

・グラン・クリュ(特級)
・プルミエ・クリュ(一級)
・シャブリ
・プティ・シャブリ

の4種類。今回購入したのは下から2番目(2000円くらい)です。

いわゆる高級と言われるのは上二つなのですが、ま、それでもいいんです。

シャブリはシャブリ。

それほどのワイン通でもないですしね。

 

大豆ミートでつくるキッシュ

シャブリを買うと気分が上がり、欲しくなるのがおつまみ。「まいばすけっと」でカマンベールチーズを購入しました。そして最近よく食べるようになった「大豆ミート」が冷蔵庫にあったので、簡単に卵でとじてキッシュ風に。

大豆ミートは大豆をひき肉風に加工した食品で、これけっこういけます。最初は違和感がありましたが、何度か食べるうちに慣れてきて「これもありかも」と思えるようになりました。若いときにはたぶん受け入れていない味だと思います。

でも、こうい嗜好の変化であらためて「年とったなあ」とは感じますね。

そりゃそうだ、もう結婚して三十年近く経つのですから。

 

奥の細道

買い物して帰る途中、カーラジオが「なぜ松尾芭蕉は旅に出たのか?」を語っていました。松尾芭蕉が「奥の細道」を執筆したのが46歳の頃です。そのために旅に出ますが、当時の46歳は人生の晩年であり精神、肉体ともに旅はリスキーなものです。

俳句は江戸時代には文化や芸術というよりも娯楽要素の強い「お楽しみ」的なものでした。芭蕉はそこに普遍的な真理を見つけたかったのでしょう。「古池や蛙飛び込む水の音」で名を馳せてそれでも意を決して旅に出発したのは、次の理由からです。

普遍的なものは変化からしか生まれない。

変化の代表格が旅です。旅を通して普遍の真理を知ることができる。これに気づいて体現したのが松尾芭蕉だったのです。

たまたまラジオで聴いていてよかったなと思いました。

私が大好きな小沢健二の曲、「ぼくらが旅にでる理由」を思い出しました。

ぼくらが旅に出る理由 小沢健二 歌詞情報 - うたまっぷ 歌詞無料検索

いい歌なのでオススメです。

では。

 

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