デザイナー羊男の毎日

日常の「気づき」のおはなし。ごゆっくりどうぞ。

アラジンのトースターが欲しい

ずっと音楽ネタが続いているので、ちょっと趣向を変えて家電のお話です。

 

今、「かでん」って打ったら「架電」となりました。古めかしい言葉ですね。「電話をかけること」という意味です。「架電の件ですが…」と使います。おじさん上司にメールするときに使うと「ほう、なかなか言葉を知ってるな」と思われるかも。

 

最近テレビドラマでよく目にするのが、このアラジントースター。

 

 

なんかかわいくないですか?コロンとしてて。

じつは私、ミニマリストではないんですが、家の家電は白のシンプルなデザインで統一しています。もっといえば、メーカーはパナソニック。大型テレビとブルーレイのみソニー

本当は全部ソニーにしたいところですが、ソニーが洗濯機や冷蔵庫を出してくれるとは思えませんもの。(想像するとちょっと楽しい!)

パナソニックはいい意味でクセがなくて、シンプルだけど適度にゆるくて、統一感が出しやすいので好きです。

 

そんな私がこのトースターのこと、気になり始めています。

じつは私、デザイナーなので何事も「見た目」から入ります。それが何か?

よく妻から煙たがられるんですよね。「デザインが何してくれるの?」って。

お気持ちはよくわかります。でも、性分なんですよね。

 

このトースター、ご覧の通りシンプルとはほど遠い、いわゆるカワイイ系デザインです。本来ならスルーする品です。でも… シンプルな部屋の中にこういうトースターがあるのも悪くない。そう思わせるチカラを感じたんです。もしかしたら家電というより「おもちゃ」に近い感覚なのかな。北原照久みたいな。 

 

ついでに一つこだわりポイント。

他のトースターは「使用上の注意」のシールが真上に貼ってあるんですよ。剥がれないやつ。細かいことだけど私はけっこう気にします。やっぱミニマリスト

 

あ、でもこのトースターは「見た目」だけじゃなく、実力もすごいんですよ。

グラファイトヒーター採用で0.2秒で発熱。これは忙しい朝に助かりますし、以前店頭で試食したら超熟食パンがめちゃくちゃサックリ焼きあがって、グレードの高い食パンに生まれ変わっていました。決して「見た目」だけじゃないんだから。妻よ。