昨日は私のデザインツールについてのお話でした。
イラストレーターというソフトなんですけど、このソフトは真っ白なキャンバスに絵を描くように制作していくのが大きな特徴なのです。
これが、「すごく使いやすい」という人もいるし、「なんだか不安になる」という人もいます。私は前者ですが、不安になる気持ちもなんとなく理解できます。
思いっきり不安になりました
先々週の金曜日に、同じチームのデザイナーにあるパンフレット(損害保険)のデザインを頼んでおいたのです。「超短納期なのでデザインチェックの余裕をみて、来週中に仕上げたところまで見せてね」とお願いして。
で、先週の金曜日、「できたかな?」と見てみたら…。
真っ白でした。目もくらむような、銀世界。
これはいったい。新種のアート作品か?
現代人の虚無感を表現しているの?
それとも高級食パンの断面なのか?
いや、そんな悠長なことを言っている場合ではありません。明後日までに初校(最初の提出)を出さないとと失注してしまう厳しい世界です。
どうしてこんなことになったのでしょう。
言い訳はもういいよ
確かに、彼女には初校の日は教えてありました。
「それまでにやればいいかなと思いまして…」
いや、そりゃそうだけどさ。1日でできる量じゃないでしょ。ちなみに昨日の月曜日は棚卸で職場は休暇日だったのです。
もう、文句を言っている余裕もないので、「全部俺がやる。引き取るからデータをください」といって見せられたのが「白の世界」だったのです。
おかげで土・日・月とお休み返上でした。リサーチのために近所の自動車さんにパンフレットをもらいにいったり、目まぐるしく私が返上した休日は過ぎていきました。
テレワークの弊害
今回の仕事は外部へのイラスト発注もあり、スケジュールが複雑を極めました。
そこに気を取られすぎた自分も悪かったのですが、職場で机を並べてやっていたら…このような事態にはならなかったなあと。ま、言ってもしょうがないんですけどね。ああ、テレワークって難しいなあ。
とにかく、明日はラストスパートです。
今日は明日に備えてもう風呂入って寝ます。
では。