在宅になって制作環境が少しだけ変わりました。基本的に一人で黙々と作業。
フリーのデザイナーさんはこういう感じでバリバリやっているのかな?と無責任に考えたりしています。実際は制作だけじゃなく、営業や事務作業など大変なんでしょうね。
普段はBGMはかけない
私はデザイン仕事をしているときは基本的に無音です。音楽は大好きなのですが、大好きなだけに手が止まってしまうというのは困りものです。
以前、職場が工場の中にあった頃になんというかBGMみたいなものがずっと流れていて気になって仕方がなかったことを思い出します。ポールモーリア(わかります?)っぽい当たり障りのない音楽なのですが、「これで職場がなごやかになる」と思った担当者の傲慢さに嫌気がさしていたのかもしれません。
まあ、その時は仕事もほとんどデザインではなかったのでまだよかったのかも。
職場が東京に移り、音楽が自由にかけられる環境になったこともありました。
当時は喜んで好きな音楽(洋楽・邦楽)をかけていましたが、なんとなく効率が悪いなあと思っていました。チーム(複数人)で仕事をしているのでみんなが好きなものとなると難しいし、意外とデザインに影響を与えてしまうことがわかってきて音楽をかけるのをやめてしまいました。ちょっとストイックな話ですが、デザインって「何もない環境」がベースになっていたほうが良いこともあるのです。
単純作業の時だけ音楽をかけます
ですが休憩の時と単純作業の時だけは例外としてかけます。さみしくない程度のものですね。単純作業の時のBGMには基準があります。
①好きすぎない音楽(聞き入ってしまうから)
②ボーカルが際立っていない音楽(歌ってしまうから)
③当たり障りなさすぎの音楽(デザイナーっぽくないから)
というわけでジャズみたいなものが多いのですが、これも聞き入ってしまうことがあります。気を付けないとね。
最近のお気に入り
これ、大好きなピチカートファイブの演奏でかなり初期のものです。
まだ高波敬太郎が曲を書いているときの音楽。テレビドラマのサントラです。
インストなのですが、いい意味で「良すぎない」。めちゃくちゃサウンドに凝っているわけではないのにベースの曲作りがいいので聴き飽きないのです。実はこういう音楽ってなかなかなくてずっと聴いていられます。
ジャケットはホント大好き!超かっこよくないですか?
進藤三雄さんのアートワークの中で3本の指に入りますね、これは。
でも究極のBGMは校長先生の朝礼
前に「オモコロ」というサイトで究極のBGMはなにか?というテーマを扱っていて、究極は校長先生の朝礼だということになりました。確かになあ。単純に雑音だけが欲しいときにはいいかもしれません。そのうちに音源が販売されるようになるかもしれませんよ。なんちゃって。