さっき「おしゃれクリップ」というTV番組を見ていたんです。
前は「おしゃれイズム」、その前は「おしゃれカンケイ」でした。番組名が変わっても、MCが変わっても、少しも揺るがない番組の個性。ある意味見事です。
資生堂オンリーのスポンサー枠だからかな。スポンサー1社だと、企業色が出ますね。サザエさんも東芝1社のときはどこか東芝っぽかったし。「おしゃれ~」も資生堂のにおいがすごくします。具体的には番組セットの色合いもそうだし、テーマにも「おしゃれ」や「見た目」が盛り込まれています。なんか見ていて「スポンサーチェックが厳しそうだな」と妙な緊張を感じるのは職業病かな。ま、それはいいや。
めっちゃしゃべるなあ、DJ松永
今日出ていたDJ松永。すっかり時の人ですね。オリンピックの開会式に大抜擢という偉業を成し遂げたので、まあいろんなところに呼ばれるのは当然でしょう。
たぶん説明不要だと思いますが、ラッパー「R指定」とのユニット”Creepy Nuts"のDJ担当でロンドンで開催された「DMC WORLD DJ CHAMPIONSHIPS 2019」のバトル部門で優勝し「世界一」の称号を得ました。
で、おしゃれクリップです。驚いたのは、すっごくしゃべるんですDJ松永。
なんか、勝手なイメージで「ラッパーが饒舌でDJはストイックに」というのがあったのですが、イヤR指定よりも全然喋る。それも自分の思いやパーソナルな好みみたいなこと。よくそんなに自分のことを語れるなあと感心してしまいました。
本当のおしゃべり
テレビを見ていて「ああ、この人は本当のおしゃべりだな」と思いました。
私は仕事上、けっこう気さくに誰とでも話しますので「社交的な人」と思われがちですが全然そうではありません。仕事が終わると黙っていることが多いし、あまり長い時間話し続けるのもどちらかというと苦手です。
対して普段から黙々と作業している同僚は、一度話し始めると止まらなくなるところを何度も見てきました。表層的なイメージとは異なり、本当におしゃべりな人というのは普段おとなしい人のような気がしてなりません。
私が「無理してしゃべってる」のに対して同僚は「無理して黙ってる」ということです。ベースが違うのですね。
仕事でのおしゃべり、元来のおしゃべり
繰り返しますが、DJ松永は元来のおしゃべりだと思います。黙っていることが苦痛なタイプ。彼のDJプレイも、だんだん「芸」の要素が多くなってきたような…。背中から手を回してスクラッチしたりね。動きさえも饒舌です。
だからどうしたという話ではないですが、昔日比谷公園で見た小西康晴のDJは心がこもっていてよかったなあと思い出していました。
彼のバンド、ピチカートファイブの話もまたしたいなと思います。
では。
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