デザイナー羊男の毎日

日常の「気づき」のおはなし。ごゆっくりどうぞ。

禁酒2カ月で思うこと

正確に言うと2か月ちょっとですね。

まさか私がお酒を断つとはと、自分で驚いているくらいなんです。

きっかけは、成人病検診(4月末)の結果をよくするための追い込み。夏休みの宿題よろしく、最後のがんばりを見せた感じです。

それが1か月間だったのですが結果は「C判定」。「再検査を要する」というやつです。でも毎年駆け込み1週間だったのを1か月に変えたことで、数値はかなり良くなっていました。

「うん、せっかくだからもう少し続けてみよう」

そう、お得意のせっかくパワーですね。あと、お酒が体に与える悪影響をよく目にするようになったのも…。これもお酒と体についての興味が出てきたからだと思います。

 

ここまで読んで、

「ほう、ポジティブなじゃい。やればできるもんだね」

と簡単に思われるかもしれない。

でもコトはそんなに簡単じゃなくて。

 

前にも書いたけれど私、そんなに趣味がない人間なんです。仕事も割と根を詰めるものだし、休日も家族サービスというか、まあ控えめに生きている。

タバコもやめたし、ギャンブルはとうの昔にやめています。

だからお酒は唯一の楽しみだったのですよ。それもコロナで外呑みはしていないし、晩酌も1合程度。

それを、、、、やめる。重いなあ。

でも重く考えると嫌になっちゃうので、「いつでも飲めるよ」というくらいの気持ちで1日1日重ねていくという。それで2か月です。

 

つらかったこと

最初はつらかったですね。何か忘れ物している感じ。

夕食もすぐに終わってしまうので、時間的な物足りなさがあります(今までいかにダラダラ飲んでいたのか)。

そして、楽しみが減ったぶんそこに何かを補填しようと「甘いものが欲しくなる現象」が始まります。これも血糖値が上がりそうで心配にはなります。

そして、最初の1週間くらいは寝つきが悪くて困った記憶がありました。

 

よかったこと

寝つきはだんだんよくなりました。

睡眠の質が上がったのか?疲れが前よりもとれるようになった気がします。

ちょうど2カ月目くらいには、夕食時にお酒のことを忘れているまでになりました。なんとか「お酒を飲むのがあたりまえ」という意識をはぎ取った。

私はもともと習慣性の低い体質なので、たまに飲む機会があっても晩酌に返り咲くことはないと思います。

 

夏はビールの季節。うまいんだな、これが。

それも乗り越えて、もう少しだけ続けていきます。