コース料理なんて滅多に食べられないものでしたが、外食感が得られることから最近増えているかも。まあその分リーズナブルな外食を控えるようになりましたね。
だからプラマイゼロ(むしろマイ)でいいんです。
特別な食事にお金を払ったほうが意味があるということですか。コロナでお金の使い方も考えるようになったなあ。
コースと言ってもせいぜいランチなので、平均すると3,000円くらいかな。
二人で6,000円。おっと、けっこうな出費ではありますが「今まで節約したから」という自分へのご褒美にちょうどいいのかもしれません。なにか「いいこと」がないと日々の生活がつらくていけない。
で、先日は自由が丘でカジュアルフレンチのお店を訪れました。
r.gnavi.co.jpそんなに肩ひじ張るような雰囲気じゃなく、こじんまりした気軽に入れるフレンチレストラン。でもちゃんと、オードブルから始まってスープ、サラダ、パン、メイン、デザート、コーヒーと給仕されるし、フォークやナイフもテーブルクロスにたくさん並んで気持ちが上がります。
でね。コースを食べてて思ったのですが、単品では味わえない立体的なおいしさみたいなものを感じるんです。だいたい外食のアラカルトって味付け濃くするんですよ。それだけで満足できるようにだと思うのですが。
でもコースだと、ちょっと淡い味からの濃厚ボリューミーみたいな変化が作り出せる。シェフが音楽を奏でているようなと言えばキザかな?
そういえばコンサートもそうだ。いつもはヒット曲しか聞かないアーティストでも、つなぎで聴いたときに感じる奥深さってあるもの。
普段聴く音楽だって配信でつまみ食いするんじゃなく、アルバムでも聞きましょうよ。そんなスローライフも悪くないと思うんですよね。