デザイナー羊男の毎日

日常の「気づき」のおはなし。ごゆっくりどうぞ。

さて、コーヒーでも淹れましょう

在宅ワークのお供と言えばコーヒーでしょう。

「コーヒーを淹れる」という行為が癒しの時間になるとは、思ってもみなかったです。

最初はドリップバックですませていましたが、今や断然手で淹れるタイプの虜です。

コーヒーメーカーはメルカリで売ってしまいましたので。

でもね。一人で飲むのならコーヒーメーカーって必要ないのですよ。

コーヒーメーカーのしくみって結局のところ

 

「お湯を上から少しづつ落とす」

 

というだけなんです。このために用意したり洗ったりするくらいなら自分でやりますよ。いや、むしろやらせてください。仕事にも疲れたし…。

あ、やっぱり現実逃避なんだ。そうさ、昔受験勉強しているときだって意味なく鉛筆削ったりしたものなあ。

まあ、自虐はそのくらいにして。

コーヒーの手淹れは自分で加減ができるところもいい点なんですね。

まずはドリッパーに紙をセットして(紙の形状はドリッパーに合ったものをチョイスしてね。ちなみに私は間違えました)、挽いた珈琲豆をいれます。

 

余談ですが、映画「かもめ食堂」でフィンランドの師匠が珈琲豆に指を突き刺すシーンがありました。「これをやると美味くなるんだ」って。

モチのロンで迷信なのですが、要は「気持ちを入れろ」ということなんですね。

 

紙にお湯がかからないように真ん中に少しづつ注ぎます。

チョロチョロチョロ。珈琲豆が半球状にふくらんできたらしめたもの。美味しいコーヒ確定です。膨らんだら30秒くらい置きます。

そのあとお湯を(さっきよりは多めに)少しづつ入れて落ちるのを待ちます。

うーむ、楽しい。ドリッパーが透明だとどのくらい入ったかわかるので便利ですね。

でも、今私は便利を求めていない。

 

そして最後にコツがあります。ここ重要。

 

なんと最後に、お湯をちょっとだけ入れるのでした。

「えーっ、反則じゃん」とか「そんなの美味しくないんじゃ…」という声が聞こえてきそうです。ふふふ。そうでしょう?私もそう思っていましたよ。

でも一流のバリスタでもやる手法なんだそうです。あ、アメリカンみたいな軽い感じにしたいときにね。

こんな単純な方法なんて、意外だけど面白いなあ。

案外、「これは反則なんじゃ」ということが普通に行われていることってあるんじゃないかと思いますね。では。