出ました、カタカナ用語。なんだかんだ言って好きなんじゃないの?
と言われそう。ああ、そうかもしれん。しかも知ると使いたくなるのがカタカナ用語の魔力。自重しなくては。いつのまにか嫌味なオジサンになっちゃうよ。
で、なんでしたっけ。ああチートデイだ。
チートデイとは日本語に訳すと「騙す日、ごまかす日」を意味します。わかりやすいのがダイエット。減量をスムーズに行うために大幅な変化を加え、自分の身体を騙す日です(デイという言葉通り実施するのは基本的に1日のみ)。
減量期間中、丸1日だけ摂取カロリーを増量して、飢餓状態を防ごうとする身体を騙して満足させるという科学的な根拠もあるのですね。
精神論ではないのでダイエット中のストレスを軽減するための「ヤケ食い日」と勘違いしてしまうと本末転倒になりますよ。
私の年始の記事を見ていたら図らずもこれに似たようなことをやっていたので「おっ」と思いまして、ここに一部再録します。科学的根拠は定かではありませんが…。
年始は好きなだけ食べて寝ていました。
年始早々、なんと怠惰な…と思われるかもしれません。
でも自分を甘やかすのも大事だなと思いました。去年の年末からすごくよく眠っています。ひどいときは8時くらいから寝ていますし、カロリーをあまり気にすることなく食べたいものを食べています。言ってみたら「あえて正月ボケを体験する」ということでしょうか。
大丈夫。いつまでもこんなことは続きません。
実際にやってみたら頭がすごくスッキリしますし、「よし、きちんとした食生活にしよう」とこれからのプランが立てやすくなりました。
「足るを知る」ということの大事さを以前の記事に書きましたが、そこにこだわりすぎるのも考えものです。人はひとりで暮らしているワケではありませんから、ある程度の緩やかさを持っていないと。ややもすると人に「足るを知る」を強要してしまうことになりかねません。
自分に寛容になれない人は、人にも寛容になれないと思った次第です。まあ、そのあたりはバランスが大事になるのですけれど。
そんなことを言い訳にして正月ボケを肯定してみたということです。大丈夫、気の弱い私はいつまでもこんなことは続きませんから。
ラジオ「あ、安部礼司」で知ったチートデイ。
なかなか興味深い話じゃないですか。ただ私のように意志の弱い人が言い訳のように使うと「月曜から金曜までチートデイ」とか言ってラーメン食べちゃいそう。
ご注意を!