近所のスーパーのチラシがすごく美しいと感じました。
あ、もうこの情報は古いので財布持って出かけないようにね。
これ、毎週月曜日と火曜日に撒かれるのですが、いつもこのクオリティをキープしています。このすごさ、わかります?
すべての情報が無理なくバランスよく収まっています。単調にならないようにベタ白抜きをアクセントに使いながら、全体のコントラストも完璧。1色刷りはコストをかけない方策なんだけど、結局はこれが読みやすいです。
本当に機能を突き詰めるとデザインは美しくなるという典型ですね。
まあ、だれも美しさは求めていないのだけれど。長なすが1かご100円(安いな!)ということが重要なのだから、私のような好事家しかそんなこと感じないでしょう。
ところでこのフォントは何なんだろう?けっこういろいろ使ってるけど、丸文字っぽいのが気になります。ポップ体ではないところがちょっと驚きなんです。
先々週は、特売で「マリトッツオ」が売っていて、なんだか全然違う食べ物に見えたものです。
作ってるところが見てみたいなあ。けっこうすごいスピードでやってるんでしょうね。
時間かけずに、コストかけずに、とにかく商品を売る。その結果がこの現代アートのようなデザインになったと。額に入れて飾ったらさぞ面白いでしょうね。
「余白のデザイン」とは真逆の「庶民のチラシ」に賞賛を贈りたいと思います。
ホント、大きなお世話ですね。スミマセン。