なんとなく前から気になってはいました弘中アナ。テレビ朝日の局アナですね。
こんなに「~アナ」という呼称が似合わない人は初めてかも。
写真集やカレンダーを出すくらいは、もはやそんなに珍しいことではありません。原稿がよどみなく読めるということにプラスして、何か特長を持つのはこれから売れていくのにはマストなのかも。(日テレ水卜アナの食いしん坊とか、岩田アナのモノマネとかね)。でも、それらはあくまでも「アナウンサー」というメインディッシュの添え物だったはずです。
そこで弘中アナ。
私は彼女がニュースを読んでいるところを一度も見たことがないのですが、最初に見た時にもう番組を仕切っていたのですね。回していたんです、タレントの中心に立って。「激レアさんを連れてきた」は、そういう意味で驚きの番組でした。
「なんなんだ、この子は」と思ったのは私だけではないはずです。まあ、それ以前から売れていたし(売れるというのもなんか違和感ありますね)、人気アナの筆頭でしたから実績はあったのでしょう。ただ、あの甲高い声が「女子アナの新世代」を感じさせるものではありました。
次のステージに
最近、ぼーっとテレビを観ていて「ええっ?もうこんなになってんの」とオジサンは驚いたワケです。テレ朝「あざとくて何が悪いの?」です。
もう、番組を回すのは山里良太にまかせてしまっています。弘中アナは、他のキレイどころの女優やタレントと横一線に並んじゃってる。で、番組名通りに「あざとい女」の一人として私見を述べているんですね。
ああ、もう次のステージにいるんだなあと感慨深く見ていました。
勉強になります
もしかして、私が皮肉めいた気持ちで書いていると感じている方がいるかもしれませんが、それは違います。むしろ「痛快だな」って。
「アナウンサーはこうじゃなきゃいけない」と言われることはあったはずです。特に言われがちな職種でもあるだろうし。
でも、難しい技術論や「アナウンサー道」みたいな古臭い常識を軽々と超えていく弘中アナはなかなかおもしろい。そう、彼女の持ち味はその軽やかさなんだな。
先人や偉人に学ぶことは多いですが、自分よりも若い人に刺激をもらうこともいっぱいあります。まあ、ビジュアル的にカワイイから応援したくなるというのもあるのでしょうが。