信じられないかもしれませんが、私ずっとコンビニエンス(通称コンビニ)に行っていませんでした。何が原因って、そりゃあなたコロナですよ。「外出する機会が減るととたんにいかなくなるものな~んだ?」というなぞなぞができるくらいに、行かなくなりました。convenience=便利な の訳通りに便利さを購入していたってワケです。
思えば最もコンビニを利用していたのは、単身赴任で名古屋で暮らしていたとき。ある自動車会社のブランド立ち上げで1年以上ウイークリーマンションに住んでいました。夜遅くまで仕事に追われる毎日で、帰る頃には飲食店はチェーンのファミレスかラーメン屋くらいしか開いていません。「便利だから」という理由でだんだんコンビニの頻度が高くなります。
思い出深いのは、おでんかな。好きなものを好きなだけ、誰の気兼ねもなしに買えるのがコンビニのいいところです。卵と大根ばかりを死ぬほど買ってもOKなのです。
(ちなみに名古屋のコンビニでは、おでんを買うとデフォルトで味噌がついてきます。名古屋にお出かけの際は驚かないように。)
名古屋では、あまりにもコンビニに行き過ぎたせいでコンビニ拒否症になりましたね。あの独特のにおいがもうダメって感じです。
それでも単身赴任があけると、普通には利用していました。ただ小規模のスーパー(まいばすけっと)もできてきたので、選択肢のひとつですが。
それがコロナ禍で、もう1年くらいほとんどいかない状態だったのです。
今のコンビニ
昨日、本当に久しぶりにコンビニに行ったらレジが機械になっていました。
無人というわけではないけれど、操作はお客がやるスタイルです。一瞬「え?どうやるの?」と戸惑いましたが、なんとか無事会計をすませました。まあ、スーパーとかでもやっていましたからね。それでも、「ついにここまで」という感慨はありました。
省人化が進めばアルバイトの方のお休みもとりやすくなるし、お正月もゆっくりできるかもしれません。人との触れ合いがなくなるといったのはオッサンのひとり言となっていくのでしょう。別にここで触れ合わなくてもいいんだしね。
結婚式の引き出物
そういえば、結婚式の引き出物もだんだんカードになってきました。
ちょっと前は、7品とか5品とかを大きな紙袋に入れて差し上げたものです。愛知県は特に豪華な印象を求める傾向があり、重いもの、カサのあるものをチョイスしていました。今でもその傾向はありますがやはり変わってきているのでしょうね。
浦島太郎ではいられない
とはいえ、ぶつぶつ言っていてもしかたなく。だんだん順応はしていきます。
古き良き慣習は昔話となり、居酒屋での雑談のタネとなっていきますね。
ちょっと寂しいけれど、それも楽しめる人にもなりたいなと思っています。