先日、ヨシタケシンスケさんの展覧会を見に渋谷に行きました。
ヨシタケさんはもちろん見たかったのですが、半分は「渋谷に行きたい」の言い訳かもしれません。
コロナ禍で「なんかちょっとヤバそう」ということから遠ざかっていました、渋谷から。やっぱり若い人がワンサカいるイメージがあって、感染に対する意識が低いような勝手なイメージなんです。遠ざかっているあいだは、他の街に足を運んでいました。恵比寿や代官山、中目黒…。比較的民度が高く大人な街というこれまた勝手なイメージですが、このあたりのラインはみなさん勝手に決めていたんじゃないでしょうか。
コロナの感染者数も落ち着き、平日に休みがあったことと、展覧会の「言い訳」が重なり、「今だ!」と行動に移したワケであります。
渋谷という街が好きです。
前の記事で新宿のことを少しだけ書きました。いろんな意味で大人の街だと。
お金に対してシビアで、イベントやヒット商品なんかは他の地域のものをうまく取り込んでいますよね。リスクが少なくて効率がいいんです。あ、ディスってるわけじゃないですよ。そういうドライな部分に憧れる。「大人だな」って。
私、新宿副都心(高層ビル群)に仕事で行くことがあるんですが、あそこで働いてる人たちに絶対勝てる気がしません。
対して渋谷はやんちゃな街です。
なぜなのかはわかりませんが、新しいものが生まれやすい土壌がある。「渋谷系」と言われる音楽が流行ったり、輸入雑貨の先陣を切っていたり、見たこともないイベントを発信していたり。
他の街にはない、唯一無二の個性がある稀有なところなのです。簡単に言うと「刺激がもらえる街」かな。こんなおもちゃ箱みたいな街、他にはないもの。
15000歩
いやあ、オッサンにはきつかったなあ。気づいたら15000歩も歩いていました。マークシティから公園通り→パルコ→マルイモディ→明治通り→宮下公園→スクランブルスクエア→ヒカリエと、ほかにもあらゆる路地を散策していました。渋谷横丁も歩いたよ。
身体は疲れたけど、創作意欲がいただけました。渋谷の裏路地でスマホにデザインのネタをメモっていたのは誰あろうワタクシです。写真も撮りまくったし。
渋谷って遠慮なくこういう行為にでられるところがまたいいんですよね。
また、言い訳をつくって訪れたい街です。