今日は本当は「渋谷」について書こうと思ったのですが、ふと思いついたことを書きます。土曜日の朝はそんな気分なんです。渋谷はまた今度ね。
基本的に緊張症かも
あまり認めたくないことを、認めざるを得ないのが50代。実はあんまり頭が良くないとか、事務能力に欠けるとか、当たり前のことができないという事実に向き合います。
ここまできたら「もういいかな」とあきらめの気持ちもあるのですが、「いや、まだまだ、なんのなんの」と土俵際の粘りを見せたり…。往生際が悪いね。
前から薄々思ってたけど、ちょっと確かになりつつあるのが「緊張症」ではないかと。
これ、がんばって克服できないレベルなんですよ、たぶん。
デザイン以外のプレゼンが苦手
人前でプレゼンしたりする機会がけっこうあります。みんなのマイクがオフになっていて、「自分のターン」という場面です。私、これそんなに嫌いじゃありません。特に自分の作ったデザインがあって、それを説明するとなればイキイキと話せます。私、基本的に資料を読み上げるタイプのプレゼンが、するのも聞くのも苦手なので、全体を頭に入れておいてその場で組み立てたりしています。
プレゼンはライブですから、「人」を感じてもらうことも大事だと考えているのです。
ただ、デザイン以外のプレゼンやスピーチは、話しているうちに自分が何を話しているのかわからなくなったりします。長時間になると余計に。
そういう人は「読み上げるタイプ」にすればいいのに、こういうとこが頑固なんだな。アドリブきかないくせに、挑戦しようとします。できもしないのに聞き手の意見を求めて、また混乱したり。
こういうの得意な人っていますね。たぶん生まれついての才覚なんでしょう。うらやましいな(ないものねだり)。でも、こういうのが苦手だからこそデザインという職種を選んでいるのかと妙に納得したりしています。
名刺交換が苦手
たぶん、もう何万回と名刺交換をしてきました。
シュパーンと名刺を渡してシュルシュルと相手の名刺を受け取り、「ほう、珍しいお名前ですね」とか「事務所は五反田ですか。あのあたりは…」とか雑談の一つもかませれば「むむ、できるやつ」とスマートさをアピールできるんでしょうけど。
私は何度やってもモタモタとしてしまいます。で、その場で絶対に名前を覚えらません。神経が「交換」のほうにいってしまい、記憶回路がとんでしまうのです。
これも緊張のなせるワザかと。
打ち合わせが進んできて、相手の名前を呼ぶときに「ええっと…」となってしまうこと多数です。名刺は机の上に置いてあるのですが、複数人だとどれだっけとなりがちです。こういうときですね。「営業ってすごいなあ。大人だなあ」と感じるのは。
新入社員でもきちんとやっておられる。尊敬しちゃいます。
世間のデザイナーさんはどうなのかな?もしかして私だけ??