デザイナー羊男の毎日

日常の「気づき」のおはなし。ごゆっくりどうぞ。

林修の意外な趣味 〜競馬は知ってたけど〜

昨日、テレビを見ていて「えっ?」と思いました。

クイズ番組(ネプリーグ)の途中で林先生が何気なく発した一言です。

全然たいしたことじゃないので、他の演者たちもツッこまないし何の反応もなく時間が流れていきます。当の林先生は「えっ?何の反応もないの」って感じに私には見えました。

 

林修ってパチンコやるんだ

経緯はこうです。

エ・バ・ン・ゲ・リ・オ・ン・とチームで答えを出すタームで、林先生は最後のンが答えられずみんなに「なんで?」と言われ「ゴメン。でもエバは知ってるんです。私はエバンゲリオンにはかなりつぎ込みましたから」。

ホリケンが「えっ?つぎ込むってどういうこと?」というと、「パチンコですよ」と。

はっきり言ってすごく驚きました。話の流れもちょっとおかしいし、なぜ林先生はわざわざこんなことを言ったんでしょう。

「私もこんなおっちょこちょいな部分もあるんですよ」と人間味を出した?

そんなキャラじゃないはずです。クレバーで啓蒙的で研究熱心な人生を送っているイメージまっしぐらじゃないですか。

もしかしたら単純に自分の趣味を公開したかったのかもしれませんが、結果としてそれは不発に終わりました。

で、私の中に「林修ってパチンコやるんだ」という感慨だけが残ったのでした。

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パチンコのイメージ

何を隠そう私も一時期ハマっていました。正確に数えたことがないので金額は伏せておきますが、かなり持っていかれたと思います。他のギャンブルも付き合いで何度かやりましたが、ハマったのはパチンコ(パチスロ)だけです。それだけ依存性が高いといえるし、気軽に行けるのも理由でしょうね。

あとね、パチンコの特徴で私が感じたのは、「必ず負けて終わる」ということなんです。競馬や競輪だったら勝って「やったー」って帰れるんです。でもパチンコは当たりを引いても、しばらくは打つんです。で、もうこれ以上は出ないなと判断し、あきらめて帰る。トータルでは勝っても帰るときは「下り坂」なんですね。

これが依存性と何か関係があるのかもしれないし、そうではないかもしれない。

なんにせよ、最後に勝つのは胴元のパチンコ屋さんです。パチプロといわれる人もいますが彼らはプロであり趣味では打っていません。

だから世間から見て、パチンコは趣味として認知されにくいものだと思っています。

「えっ?パチンコやるの」って感じ。不健康で敗退的、そんなイメージ。

 

林先生とパチンコの違和感

だから、この一言を聞いて違和感とちょっとした親近感が同時に湧きました。

親近感のほうは、たぶんパチンコ経験者しかわからない感覚です。「同志よ、おまえもか」ってやつ。でもやっぱり違和感のほうが大きかったかな。私はけっこう前に足を洗いましたが、コロナ禍になってなおさら趣味としての存在が危ういレジャーになっていますし。リスキーですよ、林先生。

これ言うの「今じゃないでしょう」ってか。