昨日の話の続きです。
えーっと、どこまで話しましたかね。7つ目の元気玉を探しに遠洋漁業のマグロ船に単身乗り込んだところまでですね。
いや、本当のところは下記からご覧ください。もう、なんて親切なんだ。
そうそう、課のメンバーAさんBさんとコンパというかパーティに行った話です。
しばらくは3人でそれなりに楽しく話していたのですが、向こうからちょっとチャラい若者(男)が近づいてきました。
男「や、キミたち飲んでますか?」
A「あ、いただいてます。そんなに飲めないんですけど」
男「ふーん、そうなの。家どこなの?」
B「三鷹です」
A「私は千葉から通っています」
男「ああ、バーチーね。近いじゃない。もっと飲もうよ」
なんだ、こいつ。馴れ馴れしいな、いきなり家どこなのはないだろ。
なにがバーチーだ。ふん。
言い忘れましたが女子2人は同い年で、私と一回り以上違います。
なんだか娘を心配する父親のようになっていた私でありました(実際に小学生の娘がいましたし)。
それでも失礼のないようにしなきゃダメですか?ダメだなあ、きっと。
その後、男と私たち3人で30分ほど談笑し、それなりに打ち解けた感じにはなりました。ただ、あきらかに男がAさんを狙ってるのが見え見えでなんとなくモヤモヤした気持ちです。なんでだろう。もしかしたら、ちょっとだけ嫉妬が入っていたかもしれません。まんざらでもないAさんにヤキモキしたりして。
男の馴れ馴れしさはエスカレートして、放っておくとAさんを誘って姿を消してしまいそうな勢いです。でも別にAさんと男がここで出会って仲良くなっても、私がどうこう言う筋合いではありません。Aさんは独身ですしね。
なんだかモヤモヤが収まらず、ちょっとだけ2人を連れてきたことを後悔しはじめました。が、意を決して割り込みます。
私「ご挨拶が遅れました。〇〇株式会社の羊と申します。お世話になっております。」
男「ああ、オトーサンも彼女と同じ会社なの。じゃ名刺渡しとくね」
”取締役 副社長 〇〇〇〇”
げっ。あっぶね。キレなくてよかった~。
お若いのにたいへんなポストにいらっしゃるんですね。
なんやかんやありましたが、結局は何事もなく3人(私と部下2人)で会場を後にしました。帰りにちょっと喫茶店に寄って2人に聞いたところ「あの人はないわー」ということでした。なんで私、ホッとしてるんだろう。
別に彼女に対して特別な感情があったわけではありませんが、やっぱりかわいいメンバーには自分の目の届かないところで彼氏を見つけてほしいものですね。
色っぽい展開もバイオレンスなシーンも「半沢直樹」的な展開ありませんでしたね。期待したあなた、残念でした。でも、ほぼ脚色なしの内容です。
では。