デザイナー羊男の毎日

日常の「気づき」のおはなし。ごゆっくりどうぞ。

お金の役割について考えてみました。

みなさんは「お金」についてどんな価値観を持っていますか?

・お金があれば幸せになれる

・お金は汚いものだ

・お金を稼ぐことばかり言っていると品がない

・お金は天下のまわりもの

・お金は夢をかなえるもの

いろいろあると思いますし、細かいことをいえば人の数だけ価値観はあります。

ここではちょっとだけ、私のお金に関して思ったことを書いてみようと思います。

特に経済について造詣が深い訳ではないので、近所のおっちゃんの戯言くらいに読んでいただきたく存じます。

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等価交換のためのお金

紙幣には「日本銀行券」と書いてありますが、もともとお金は物々交換の不便さを解消するために生まれたんだと思います。米10kgとシャツ5枚の価値は同じなのか?みたいなところで、「価値の尺度」が必要になったのだと。このあたり、「お金の起源」を調べてみるのも面白いかもしれません。

余談ですが、なぜ高額なのが紙幣なのか?考えたことないですか。紙よりコインのほうが丈夫なのに。私なりに達した結論は、破れたり燃えたりする脆いものだから「大事に扱う」ということ。非常に大人的な配慮を期待してのことじゃないかと推察しています。

根源的な話ですが、あらためて考えるとお金っておもしろいものですね。

 

人を評価する物差し

で、今回本当に書きたかったのはここからで。

たとえば、10年ぶりに中学校時代の同窓会に行ったとしましょう。

「元気?」「今、どんなことやってるの?」なんてところから始まって、場合によっては今自分がどんなすごい仕事をやっているかの自慢話になったりします。特に20~30歳くらいはね。で、職種もバラバラなんで主観的にならざるを得ないワケです。

学生時代なら成績の順位で一律に出すことができたんですが、社会人はそうもいかない。そこで、物差しの一つになるのがお金です。

いや、もちろん人の価値はお金でのみ決まるものではありません。私もそう思いたい節はあります。しかし現実問題として、「どのくらいお金持ってる?」がその目安になっているのは動かしがたい事実なのです。

その裏には「お金を稼ぎ出すチカラ」があり、さらにバイタリティや人脈などの「人間力」につながっていることが条件となります。良家のご子息で単にお金を持っているというのも、まあ魅力と言えなくもないですけど。

 

ツールとしてのお金

大量に集めてしまいこんでもお金のポテンシャルを活かすことはできません。

お金を使って新たなビジネスを創出することが、究極的な「仕事」とも言えそうです。

hitsuji360.hatenablog.com

また、仕事に限らず「自分の表現」に使うのももちろんアリです。

一般に言われている趣味も、ブランド品などの装飾品も、「自分の表現」といえないでしょうか?「お金はツール」は私的にはしっくりくる考え方ですね。

 

さいごに

いろいろ書きましたが、私自身はお金に対する接し方が下手で貧乏をこじらせてきた口です。会社のお金はある程度使える立場にはあったので、「考え方」だけは多少学習できたかな?今後、定年を迎えて収入が減ったときに妻からどんな評価を下されるのか、ちょっとコワイなと思うこの頃です。