デザイナー羊男の毎日

日常の「気づき」のおはなし。ごゆっくりどうぞ。

モニタリングが嫌いな理由

私、基本的にはテレビに好意的な人間です。

今まで私をこんなに楽しませてくれたものは断じて他にないし、今でも「夢のあるメディア」だと思います。今のヤング(笑)なら、インターネットがそれにあたるのでしょうね。もちろんネットも私の生活に不可欠なものになっていますが、テレビへの恩義とその特異性(とりあえず多くの人が同じコンテンツを視聴するから共通の話題になる)により、今日もテレビのスイッチを入れます。

 

しかし、それにしても、面白くなくなっていますね、テレビ。

おいちゃん、心配だよ。大丈夫かい?ホントに。

チャンネルを変えてもやってることはみな同じです。(テレ東だけはちょっとマシ)

●東大生が出てるクイズ番組

●チェーン店のグルメ紹介

●若手お笑い芸人のひな壇リアクション番組

YouTubeの垂れ流し番組

 

しかもどれも尺が長くて、いつまでも同じことを延々とやっています。

やることがないんでしょうね、きっと。

それでも山場を作って、いいところでCM。

CM明けにはずいぶん遡って前の映像から見せられます。こりゃ、みんなテレビから離れますわ。

それでも、やっぱり私はテレビに好意的なほうだと思っています。

 

そんな中、どうしても嫌いな番組があります。

TBSの「モニタリング」

どちらかというと「つまらない」という感情よりも不快感のほうが強いですね。

悲しいことに家族が好きで、テレビが一つしかないわが家ではどうしても目に入ってしまう状況が続きましたが、私のあからさまな態度から見なくなりました。

 

なにがそんなに嫌いなの?という理由ですが、ネットでたたかれている「ヤラセ」ではありません。どうでもいいんです。ヤラセだろうとなんだろうと面白ければ。

私が嫌いなのは番組のあり方、構造にあります。

 

芸能人や素人を「だます」。それは昔からある「どっきりカメラ」と同じです。それはまだいい。そのあと、「いやあ、実はTBSのモニタリングです」。

なんだ!その上から目線は。それは免罪符になるのか?だましたのなら、とにかく謝ってください。

 

私たち庶民は、「ああ、全国ネットのTBS。じゃあしょうがないね」と言うしかないのでしょうか?なんだこの無力感。私の身にふりかかったら訴えてやる!

まあ怒ってる人ははなから映さないので「ないこと」になるのでしょうね。

 

そして、これに出ている芸能人(モニタリングファミリー)が実に気持ち悪い。

「とってもハートウォーミングなモニタリングでしたね」

「俺たち、すごくいいことしてるんじゃない?」

みたいに常に和気あいあい。彼らに恨みはないけど、この番組に出てるだけでタレントの価値が下がった気がします。

リンク→いいぞ!ハラミちゃん - デザイナーhitsuji360の毎日

 

子供をだまして宇宙人とお話しさせて、ハートウォーミングって。単なる悪趣味でしょう。テレビに食い物にされたあのお子さんが、すくすく育っているのか気にかかりますよ、おいちゃんは。

 

長いこと見ていませんが、まだやっているのでしょうか?

今思ったけど、だいたい「モニタリング」という番組名からして、低俗な思いつきをあたかも高尚なコンセプトにすり替えてるニオイがしますなあ。

 

ま、このブログで言いたいこと言えてちょっとスッキリしましたけど。

 

よかったら、あわせてごらんください。

hitsuji360.hatenablog.com

 

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