芸能人のプレミア感は何で決まるのでしょう?
格付けチェック?いいえ。
それは「通販番組に出ているかどうか」だと思いますね、私。
QVC、ショップチャンネル、トーカ堂、あとTBSや日テレ、フジでもありますね。
司会者
「この真珠のネックレス、すばらしいでしょう?三重の希少性の高い本真珠を贅沢に使い、鑑定書付きなんです」
タレント
「えー!すごい。欲しい!」「でもー、お高いんでしょ?」叫ぶ。アオる。
司会者
「ご安心ください」「なんと税込み39,800円」
客席
キャー!
タレント
「えー?信じられない」「ちょっと待ってくださいよ!」「私絶対買います!!」
ざっとこんな感じでしょうか、誇張なしで。
とにかく「安い」感じなんです(値段じゃなくてタレントのプレミア)。
これ、けっこうギャラがいいんでしょうけど、タレント生命は大丈夫なの?と心配になるくらいです。まあ、割り切ってしまえば太川陽介や越路吹雪、にしきのあきらくらいのレベルになって、逆にすがすがしいのかもしれません。
あと、通販じゃないけど(泉ピン子がよくやってた)バラエティとかで特定のブランドの服を着たり、PRすることもあります。お金のニオイがしますね。
どっちにしろ、個人のアイデンティティを即物的な広告媒体にしてしまうということはあまり品のいい行為ではありません。
と、思っていたのですが、最近はそうでもないみたいです。
アンミカさん、通販の顔なわけですが、バラエティに出てもそれを隠すでもなく自虐的になるでもなく。「それがどないしたの?」ってなもんです。
彼女の個性が矛盾なく成立していて、品物を勧める私もファッションモデルで優美な私もアンミカなんですね。余談ですが通販でのアンミカさんは基本標準語。で、決め台詞のときだけ大阪弁になるそうです「ええわ~、これ」。
アンミカさん物件ができたので、これから芸能人のみなさんもどんどん通販番組にでるんじゃないでしょうか。まあ、それはそれでおもしろいかも。
よかったら、あわせてご覧ください。