デザイナー羊男の毎日

日常の「気づき」のおはなし。ごゆっくりどうぞ。

つまらないものですが… ~その1~

例えば、どこかに遊びに行って同僚にお菓子なんかのお土産を買ってきたとします。

渡すときなんて言いますか?

「お口に合うかわかりませんが…」

「たいしたものじゃなくて悪いけど…」

とかかな?それとも

「イヤー、楽しかったですよ。ちょっと渋滞に巻き込まれたけど」

といった旅行の感想かな。

日本人はこういうとき全般的に謙虚なんだと思います。

そこまで卑下しているわけじゃないけど、ことさらアピールもしない。奥ゆかしいですね。もし本当に口に合わなかったときに困らせない配慮もあるかもしれません。

私はこういうとき(なぜか)けっこう厚かましいので、

「これ、すごく美味しいからさ」

などと言いながら渡すことが多いです。あ、おもしろ系のお土産は別ね。

だいたい土産物を買う時すっごく迷うんですよ、私。

試食のできるものは極力するし、名物でおいしいと評判のものを(多少高くても)買うようにしています。だから、どうしてもその思いが渡す時に出ちゃう。

 

それにさ、「おいしいよ」って渡されるとホントにおいしいような気がするじゃないですか。錯覚かもしれないけど、世のおいしいって錯覚がほとんどなのさ。

 

おみやげもらった時は、間髪入れず「わーい」と喜ぶ。これも礼儀ですよね。

いや、本当にうれしいんだけども。

 

連休明けで、会社の机の上がにぎやかです。

みなさんおみやげ、ありがとうございました!

おいしくいただきます。

Amazonの表示を日本語に戻したいときの対処法

Amazonの表示が英語になっちゃったよ。こんな感じに…

「よし、この際だから英語をマスターしてバイリンガルになっちゃうぜ」

という前向きすぎるあなた 以外のあなたへ…。


困った困った、こまどり姉妹というあなたへ。



対処法を伝授しましょう。

まあこういうのって、ググればいくらでも(タラちゃんでも)方法が見つかるものですが、意外と決め手になるのがなかったりするのです。といってもこれがホントに決定打になるかは正直わかりませんので、だまされたと思って試してみてくださいな。

(ちなみにこうなる原因はわかりません。)

 

ではレッツラゴー!

 

 

①ピンク線で囲んだところをタップしてください。

するとこの画面になります。

 

②一番下の「English」をタップしてください。

ここでつい「JAPAN」を選びたくなりますが、ぐっとコラえてください。

するとこの画面になります。

 

 

③「日本語-JA」を選んでください。

ここがたぶん日本語以外になっていますので、変更します。

 

 

これで完了です。治りました。

対処方法は以上となります。

 

ちなみに②で「JAPAN」を選んでも日本語を選ぶ工程があるのですが、ここでは残念ながら治りませんでした。

 

お役に立ちましたら、うれしいです。

では。

 

ゆでたまごをきれいにむく方法

テレビでは毎日のように100均ネタやっています。コストコが終わると100均、そして無印良品の繰り返しで、「これね、知ってる」というものが増えてきました。

ひな壇のタレントさんだって絶対知ってると思うけどクイズではうまくはずすし、いかにも今知りましたって感じで「へーっ。これは欲しいな」ってなもんです。

そりゃそうか。

でも、本当に「これ便利だなあ」というのが意外に登場しないのも不思議な話でして。

ワタクシの最近のヒット商品をご紹介したい。

 

ところでゆでたまごをむくときに、新しい卵ってうまくむけずにイライラしたことないですか?茹でるときに塩を入れたり、茹でてからバリバリに割ったり…。どれも抜本的な解決ではありませんよね。

そこで、これです。(ドラえもん風に)

 

卵の穴あけ器~

わざわざ使用方法を書くまでもないのですが、写真入りで載せます。

なぜならめっちゃキレイに剥けて感動したから。

 

パックから出すとこんな感じです。上の部分をくりっと右に回すと安全ロックがはずれて準備OK。(後ほどこの穴から針が飛び出します)

 

卵の下部分をくぼみにあてて、下に押し下げます。

 

小さな穴が開きました。本体の針が飛び出して卵に穴をあけたのですね。

 

5分間、水の状態から煮ていきます(固ゆで)。

 

火を止めて、しばらく放置。エントロピーの法則によりお湯の熱が卵に移ります。

エネルギーを無駄にしないようにね。

(この工程は殻の剥きやすさとは無関係なので飛ばしてください。)

 

さあ、あとはゆっくりと剥いていくだけです。最初だけ気を付ければ、あとは薄皮からきれいに剥けていきますよ。今までの苦労がうそみたい。

 

きれいに剥けました。殻もあまりバラバラにならないので後始末も楽ちんです。

 

以上です。

でもなんで穴開けただけでこんなに剥きやすくなるんだろう?殻と薄皮の間に空気が入るからかな?

もし

「今困っている」

「卵の皮むきに興味がある」

「今晩のおかずはおでんを考えている」

という方がみえましたら、ダイソーへ108円持って走ってください。

では。

創作料理あるある

創作料理と銘打っているお店で、おいしいものを食べた記憶がありません。

食べたあとに「あ、これ創作っぽいな」というのなら美味しいお店はありますね。KIHACHIとか。

料理ってそんなに思いつきで「美味しいもの」はできないと思うのですよ。どんなものでもある程度の定着期間は要るし、新しくできた料理でいきなり「おいしい!」というのもなんかおかしいでしょう?そういう意味では料理にも社会性が必要だとどこかのブログで読みました。うん、確かにそうだな。

あと今までに何万通りという料理が作られてきたことを考えると、美味しいと言われる組み合わせはその歴史が証明しているともいえそうです。数年シェフをやった人が思いついたもので驚くほどおいしいものが何種類もあるはずないでしょう。

結局は「きちんと出汁をとったお吸い物」にかなうものなんて少ないと言えばわかりやすいかな。

ま、私の思いはそのくらいにして。

いかにも創作料理で使われそうなアイテムを羅列してみましょう。

 

金箔をかける

これホントに興ざめします。どんなイイお店でも金箔がかかっていたらすべての料理がごまかしに見えてきます。

 

ウニをはさむ(乗せる)

フォアグラという場合もあります。高級な食材どうしを合わせることで高級感を無理やり醸成するのはいかがなものか?だいたいマッチしていないし、別々で食べたほうがよいことが多いですね。

 

バーナーで焦がす

最近はスイーツでもあります。お寿司屋さんでバーナーが出てくるとなんか格が下がったような気がするのは私だけ?

 

パイで包む

本当に美味しいお店なら文句ないのですが、創作料理と銘打ってるお店だとパイ生地も出来合いのものだったりするので。

 

生卵乗せる

すごく多いパターンですが、工夫がないですよね。「結局いちばんおしいいのは卵なのかい」と突っ込みたくなります。

 

岩塩で食べさせる

これも最近増えてきたなあ。素材の味を活かしてということなんだろうけど。物珍しさだけなら普通に味付けしてくれたほうが有難いです。

 

他にもあんかけにするとかカレー味にするパターンもありますね。

まあ、なんにせよ自分から創作料理の店には積極的に行きたくはありません。

 

デザイナーの職業病 「こだわり」の話

ドライフラワーに関しての発言はけっこうインパクトあったなあと。

驚きましたかね、これ読んでる普通の方は。

読み返してみて、自分でもちょっと異常なくらいに「美観」や「物事のありかた」にこだわりを持っていることに驚いています。

あと、「意味のないもの」や「矛盾しているもの」に対しても厳しい目で見ている気がする。あ、受け入れないということではありません。

 

そうなんです。自覚はあるのです。ただデザイナーみんながそういうわけではありませんので誤解なきよう。

 

ですから、街を歩いていてもいろんなものが気になります。

・このポスターはなぜこのフォントを使っているのか?

・なぜここまでインテリアにこだわったカフェのメニューがこれなんだ?

・このサイン計画は人の動線を全く考えていない。

などなど。

もちろん、いちいち指摘して回っているわけじゃないけど、あきらかにちょっと違う価値観を持っている人間につきあう人はかわいそうなのかもしれません。

一緒に生活している妻などは自宅の雑貨や家電をひとつ買うにも気を遣うので、たまに「いやになる」とこぼしています。ホントごめんね。

 

でもこういうのって他の職業の人でも少なからずあるんじゃないかなあ。

クルマ好きの旦那さんや、料理好きの旦那さん。洋服の好きな人やエステにはまっている人も。それが職業ならなおさらです。

まあ、だからといって「それでOK」ではなく、自分なりに気を付けてはいるのです。

「こだわる」って漢字で書くと「拘る」。もともとあまりいい意味の言葉ではなかったはずです。了見が狭いとか人間として緩やかさがない証拠でもあります。

いつのまにかいい意味でも使われ方が主流になっていますが(こだわりのラーメンとかね)、自分のこだわりが強くなりすぎないように気を付けたいなともおもっているのです。

禁酒1か月で得られたこと

毎年、成人病検診していますか?

サラリーマンなら社会保険庁からのお達しにより、受けていることと思います。

私もご多分に漏れず毎年4~6月くらいに健診に足を運びますし、仕事でも健診関係のクライアントを手掛けることから興味もあります。

もちろん、自分の身体なのでその結果についてもね。

 

夏休みの宿題よろしくギリギリのギリで悪い数値を改善するため奮闘するワタクシですが、私の場合はいつも決まって悪いのは「コレステロール」。

 

ご存知の方も多いでしょうが、すべてのコレステロールが悪いというわけではありません。コレステロールは細菌に対する抵抗力を高めたり肌や紙に潤いを与えるっ重要な役割も持っています。(中性脂肪もそうですね。運動するときのエネルギー源としてある程度は必要なのです。)

コレステロールに関しては悪玉と(LDL)言われているものが心筋梗塞脳梗塞の原因になります。ですから善玉(HDL)と悪玉と(LDL)の割合を正常に保つことが重要となります。

 

んで、それを改善すべく検査1週前になると禁酒生活とか食生活の改善を図るのです。

今年は思い切って3週前からの禁酒です。最初はちょっとつらかったけれど、「数値をよくしたい」というモチベーションでなんとか達成することができました。

ちなみに健診結果はまだ届いていません。

そして健診後1週間以上経ちますが、未だ禁酒生活続行中なのです。

正直なところ、こんなに続いたのは自分でも驚き。

 

禁酒1か月で変わったこと

まず、眠りが深くなりました。起きたときの「疲れが取れた感」が確実にあります。家族の苦言がないことから「いびき」も改善されているかもしれません。

 

気持ちがちょっとだけ前向きになりました。もともと前向きな性格ですが、「あ、今まで不安だったんだな」と気づくことができる。集中力も増した気がします。

 

単純な経済効果が得られます。1日200円でも週1400円。月で5000円以上の効果はなかなかのモチベーションにはなります。

 

甘いものが欲しくなります。飲まないと食事がすぐに終わってしまい、自分へのご褒美がへってしまう埋め合わせなのでしょうか。これは新しい発見です。

でも、これで糖質が増えてしまっては元も子もないので気をつけなきゃ。

 

もうちょっと続けます

せっかくなのでしばらく禁酒生活を続けようかなと思います。あまり無理をしない範囲で。まあ考えてみたら今まで晩酌してきたから禁酒もできるワケでして、そのくらいの気楽な気持ちでやったほうが自分のためにもなりそうなんです。

また、健診結果もあわせて経過を書いていきたいですね。

 

ドライフラワーがどうしても許せない ~朽ちない花の暴力~

初めに言っておきます。

ドライフラワーが嫌いです」

 

いつになく語気の強い感じにちょっと引いた方もみえるかもしれません。

ちょっと前に流行った歌のことではありませんが、この単語が出てくるだけで嫌悪感を感じるくらいに嫌いなのです。

ドライフラワーには、それに類するブリザーブドフラワーなども含まれます。要するに「朽ちない花」。造花もそうなんですが、まだ「私はフィギュアですよ」という控えめさがあるぶん我慢できるのかな。まあ積極的に飾ろうとは思いませんが。

 

「花は散るからこそ美しい」なんて言うとそれこそ昔の歌みたいですね(一世風靡SEPIAって知ってます?)。私が言いたいのは散るから美しいというよりも、そこに呼吸をしつつ一緒に生きている花だから飾る意味があるような気がするのです。そして天寿を全うするから次の花が生けられる。

ドライフラワーは何の手入れもせずにずっとそこにあるから、ずっと飾り続けることになります。

なんだかそこに「傲慢さ」を感じてしまうのですね。

 

それが贈り物だったら余計にその傾向は強くなります。

妻がどなたかからいただいたドライフラワーは、ずっと埃をかぶったままリビングに飾られることになります。いただいた方には誠に失礼千万な物言いになってしまうのですが、わたしにとっては暴力なのです。

良かれと思ってすることほど始末の悪いものはありませんから。

 

妻はドライフラワーが好きで、以前にはこんなことがありました。

青山の路上ですごく雰囲気のある素敵な生花のブーケが売っていまして。

個人店なので、たぶんご主人が花を選んできれいにアレンジしたのでしょう。東京にはこういう出会いが多くてそれは私にとって生活の中のオアシスでもあります。

私も妻もそのブーケに一目ぼれ。

私は妻へのプレゼントの意味も込めてそのステキな花束を買いました。

しかし、あろうことか妻はそのブーケを水に活けることはせず、ドライフラワーにしてしまったのです。

 

せっかく買ったきれいな花束だから、ずっと楽しみたいと思ったのかもしれません。だから妻を責めるつもりもないのです。

ただ、あの路上で見た素敵なブーケとは別物なんです。私にとっては。

短い間でもいいから、あの姿で部屋に飾ってみたかった。

 

今もそのドライフラワーはリビングの棚にあります。私はあまり見ないようにしていますが。